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     環境芸術学会メルマガ・フォーラム VOL.1(03.3)
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環境芸術学会第1号のメールマガジンです。
すでに学会報にてお知らせさせていただきましたが、今号より月1回程度の頻
度で学会員の皆さまに「環境芸術学会メルマガ・フォーラム」を配信させてい
ただきます。
このメルマガの趣旨は、「学会員の皆さんにより集められる“社会で、また身近
でおこっている環境芸術の旬な動き”をすべての学会員に紹介すること」です。
印刷物による情報提供ではできない「迅速性の高い気軽な情報ツール」として、
また環境芸術をテーマとする「学会内の交流ツール」として盛り上げていきた
いと考えております。よろしくお願いいたします。


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   さまざまなアートが設置された札幌「JRタワー」がオープン!
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                      國松明日香(北海道支部代表)
JR札幌駅南口に完成したJRタワーが6日午前10時に開業した。延べ床面積
27万6千平方メートルという巨大な商業空間です。
JRタワーは北海道初進出となる大丸札幌店と飲食店や各種店舗、シネマコンプ
レックスなどが入る札幌ステラプレイス、そしてJRタワーホテル日航札幌の三
つからなっています。札幌駅舎南口正面中央部には北海道出身の五十嵐威暢のデ
ザインによる「星の大時計」が設置されています。
又、同じく北海道出身の彫刻家安田侃の大理石による彫刻をはじめ流政之の石彫
や全国から応募された作品の中から、コンペティションで入選した彫刻、ファニ
チュアーが設置されています。御来道の折りには北海道の玄関口札幌駅を是非ご
覧下さい。


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  ロングマーチ(長征)プロジェクト プレゼンテーションが開催される
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                                竹田直樹
3月10日(月) 午後7時から、P3でトーク&プレゼンテーション:ル・ジエ
(盧傑)が開催された。(聞き手:芹沢高志)
2002年に開始され、延べ100人以上のアーティストが参加して現在も続い
ている「ロングマーチ・プロジェクト」。毛沢東が率いた紅軍の歴史的大移動
「ロングマーチ(長征)」のルートに沿って、中国の12.500キロを踏破す
る現代アートのプロジェクトです。
仕掛け人のル・ジエ氏は、中国内外で活躍するアーティストやアート関係者に呼
びかけ、長征の各拠点約20ヶ所で展覧会やシンポジウムを開催しています。
「ロングマーチ(長征)」は1934年、紅軍が国民党から逃れ悪路難路を西へ
南へ辿る過程で、撤退の行軍にもかかわらず各地のひとびとを共産主義の理想に
巻き込んで革命の成功を導きました。変容する中国での現代アートの「ロングマ
ーチ」、その全貌はいったいどのようなものだったかをテーマに、企画者のル・
ジエ氏が記録ビデオ映像とPowerPointでプレゼンテーションをおこないました。
「ロングマーチ」の主な参加アーティスト:蔡國強、馬六明、徐冰、インゴ・ギ
ュンター、トリン・T・ミンハなど。


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  建築と一体となるアート。広域行政施設「伊那中央病院」オープン!
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                                前川幸敏
長野県伊那中央行政組合(伊那市・高遠町・箕輪町・南箕輪村・長谷村の5市町村
による組合運営)の伊那中央病院が4月にオ−プンします。
アルプスの山々に囲まれてすばらしい環境の中に立地した災害拠点病院です。そ
の中にア−ト22点が設置されました。この計画はプロポ−ザルによって決定さ
れ、中央待合ホ−ルの5市町村のまとまりを表現したオブジェ(イガラシステュ
ディオ制作)を中心に、各階には300mm角の陶板レリ−フサイン21点が配
され、建築やインテリアと調和した機能的なアート作品としておさまっています。
(建築設計は伊藤喜三郎建築研究所)
http://www.iead.org/mailmaga/vol1_0303.html
市町村の合併話題がつきない昨今ですが、アートプロジェクトもまた広域行政施
設のケースが多いようです。


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 「求ム!あなたのお宝」。若手作家による市民コラボレーションアート。
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                            池村明生(研究)
バレンタインデーの朝、朝日新聞の都内情報欄に、こんなタイトルで若手作家に
よる芸術活動を紹介する記事が掲載された。
思い出の消しゴムや証明書など、市民から思い出のつまった一品を募り、若手作
家が作品に作りかえ展覧会を開催するという。
ポイントは「お宝」提供者が制作者に思い出を語る『お見合いの会』。いまや芸
術活動は、作家だけの特別な世界のものではないらしい。
展覧会はすみだリバーサイドギャラリー(東京都墨田区)で6月14日から。
企画:現代美術製作所(http://www.ask.ne.jp/~factory/index.html


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     北山美那子氏のワークショップ「わたしが作るわらの家」。
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                                竹田直樹
北山美那子氏からの情報。
アーティストインレジデンス、アーカススタジオで制作した「わらの壁」が「わ
らの家」に生まれ変わります。http://www.arcus-project.com/jp/
ワークショップ「わたしが作るわらの家」。むかしむかし、わらのお家はオオカ
ミにふきとばされてしまいました。でも、ストローベイルハウス(わらで作った
ブロックを使って建てた家)は大丈夫らしいのです。冬は暖か、夏涼し。そんな
夢のような家をたった数日で、しかも大工職人ではなく『わたし』がつくる。と
にかく、素敵に面白いそんな合宿を開催します。
日時:3月28日(金)〜30日(日)参加費:12、000円(小学校宿泊費、
布団代、日原のスローフードを中心にした食事代、保険料込み)。
定員18人(小学生以上)。主催:巨樹ミュージアム・日原森林館。協力:カフ
ェスロー。問い合わせ、申し込み:北山 kitayama@nippara.com


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「商店街をアート&デザインで・・・」兵庫県立龍野実業高校デザイン科作品展
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                          谷口文保(近畿支部)
龍野市は兵庫県南西部、姫路の西隣にある風情のある街です。
その街中で開催された龍野実業高校デザイン科作品展を見てきました。
興味深かったのは商店街を活用した展示です。
地域開発の中心は郊外に移り、一昔前までにぎやかだった商店街は閉じた店舗も
ちらほら。それを活用しての展示でした。
近年では決して珍しくない地域活性化の取り組みですが、地域に暮らす高校生が
経済の空白を芸術で満たしていることにホッとするような感動をおぼえました。
受付の高校生と地域の方々との何気ないやりとりに、環境と芸術の原点を見る思
いがしました。(兵庫県立龍野実業高等学校デザイン科作品展 2/18〜23)


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          個展、展覧会、アート関連記事のご紹介
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                                竹田直樹
島袋道浩氏の個展。
「川の流れを見ながら:明日のために、美術家と画廊が一緒にできること」。
会期:03年3月15日(土)−4月12日(土)、開廊時間:11:00−19:00、
閉廊日:日曜・月曜・祝祭日、会場:SHUGOARTSシュウゴアーツ/東京都中央区
新川1-31-6-2階

間島領一氏の展覧会。現在スペインのバルセロナで "Banquete" を開催中。
http://home.catv.ne.jp/nn/majima/

竹田直樹のアート関連記事。
現在、月刊誌ソトコト(木楽舎)で「アートの風景学」連載中です。様々なアー
トプロジェクトを紹介しています。
3月号はケミプロ(千葉)。4月号は、エモーショナル・サイト(江東区)。
5月号はワナキオ(那覇)です。今度の季刊誌ビオ・シティでは、カフェ・イン
・水戸とデメーテル(帯広)を紹介します。


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          「環境芸術学会 学会案内」の誕生
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                            宮川輝行(広報)
会員募集、大会開催のプレゼンテーションなどに使える学会紹介パンフレット
「環境芸術学会 学会案内」が制作されました。カラー4色、縦230mm×横108
mmの見開き4ページのパンフレットです。設立趣旨、会長挨拶、発足以来の活
動報告など、これまでの環境芸術学会の概要をまとめました。環境芸術学会の
活動内容については「研究分野」のイラストレーションを掲載しました。環境
芸術学会の活動領域と今後の研究ドメインを分かりやすく、また、将来の学会
活動の広がりを想定して作成いたしましたので、これからの環境芸術学会のテ
ーマのヒントにもなるかと思います。近々事務局から発送されると思いますの
で是非有効にお使いください。


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              宇部・直島を訪ねて
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                           高須賀昌志(総務)
先週、宇部常盤公園の野外彫刻を巡ってきました。
皆さんご承知の通り、いわゆる野外彫刻展の草分け的な場所ですから目にするほ
とんどが何かの媒体で知っている作品ばかりです。向井良吉の「蟻の城」をはじ
め、私が生まれたころの作品に対峙すると高度経済成長期と現在の日本を比較し
てしまったりして、長い歴史の厚みを感じながら1周5km以上ある‘ときわ湖’
の作品をつぶさに鑑賞しました。
質の高い作品が多いのはもちろんですが、中には湖の雄大な自然を前にしてか、
無理して大きくしてしまったような大味な?印象を受けたり、あるいは此処より
も街中にあるほうが相応しいと感じるものもありました。
市街地にもたくさんの作品が設置されています、いい意味で唐突なものと、そう
でないものと十分に作品が生かされていないケースがあったりと、環境と作品と
の関係の難しさを改めて考えさせられました。宇部の作品は特定の「場」を前提
としたものではないので限界はあるのでしょうが…。
また直島コンテンポラリーミュージアム(香川県香川郡)を訪ねましたが、そこ
で見た「これ以上ない空間」を与えられた作品群を目にするとコーディネーター
や第三者の介在の必要性を感じます。もちろん美術館と市街地を同じ土俵で論じ
ることは出来ないし、趣旨そのものも異なるので一概には比較できませんが…。
「環境を創ること」と「作品を創ること」重なるようで、同じようで、まったく
違うようでもあるし環境芸術学会にとって一つの課題が与えられたように感じま
した。
宇部市教育員会文化振興課でお話を伺いましたが、この遠大なプロジェクトを大
事に育んできた自信と、彫刻を大切にしている姿勢を感じることが出来てなにか
清々しい気持ちになったことを付記しておきます。
宇部の彫刻 http://www.city.ube.yamaguchi.jp/choukoku/
直島コンテンポラリーミュージアム http://www.naoshima-is.co.jp/

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第1号の環境芸術学会メルマが・フォーラムはいかがでしたでしょうか?
現在、情報提供窓口をお願いしている「特派員」の皆さんは以下の方々です。

○環境芸術学会メルマが・フォーラム「特派員」
 学会支部 國松明日香(北海道)
        谷口文保(近畿)
        山岡俊平(中国)
        井口壽乃(九州)
 学会員  竹田直樹
        工藤安代
        前川幸敏
 学会理事 高須賀昌志(総務)
        宮川輝行(広報)
        池村明生(研究)

またこのメルマガへの情報提供は、「特派員」以外の方でも構いません。
情報提供いただける方は、下記環境芸術学会メルマガ・フォーラム事務局宛に
紹介文をお送りください(毎月中旬配信予定/原稿締切は毎月5日ごろ)

○環境芸術学会メルマガ・フォーラム事務局
 メールアドレス:mailmaga@iead.org
 メルマガ担当 :池村明生(研究)、高須賀昌志(総務)、宮川輝行(広報)

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配信中止やアドレス変更をご希望の方は、上記のメルマガ・フォーラム事務局
宛にメールでご一報ください。