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◆◇◆ 環境芸術学会メルマガ・フォーラム VOL.12 (04.02) ◆◇◆
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今年に入ってひと月程度ですが、すでに数ヶ月が経ってしまったような気がします。
学会員の皆様も、大学などでお勤めの方も多いので、この時期はとても忙しく
お過ごしのことと思います。
今号のメルマガから新しい特派員の方にもご参加いただき、関西地域の情報も
充実してきました。


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★★★ 五十嵐威暢氏が北海道のまちづくりでユニークな活動を展開
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【前川幸敏】

北海道の滝川市で、デザイナーであり彫刻家の五十嵐威暢氏がユニークな
まちづくりの活動をスタートしました。
自分の生まれ故郷を活性化しようと、デザインとア−トを取り入れた五十嵐
デザインア−ト塾を中心に、さまざまな活動に挑んでいます。
アートチャレンジ滝川というNPO法人を基盤とした活動であり誰でも参加
出来ます。興味のある方は是非参加を。

五十嵐デザインアート塾ホームページ
http://www.kaminoge-design.tamabi.ac.jp/idap/index2.html


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★★★ エネルギーに圧倒 −上海−
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【高須賀昌志(総務)】

上海に行ってきました。人口約1.600万人 面積6.185キロヘクタール
中国最大の都市であり改革開放路線の浸透によって、いたるところに海外資本の
会社が立ち並び、アジアの先頭を走っている姿をまざまざと見せつけられる
思いがします。

租界の面影を残す外灘(バンド)。
そこから中心地を結ぶ南京路(ナンチンルー)。
川を挟んで向かい合う開発のすすむ浦東(プートン)地区。
なかでも「大胆」をこえる姿の東方明珠広播電視塔(トンファンミンシュクワン
ポーディエンシター)日本が経験した景色と重なる部分と全くはじめて遭遇する
異なる景色が混在しております。

上海博物館の収蔵品もすばらしいし、未来的ビル群の中にあって印象的な
対比をみせる上海美術館の佇まいも魅力的でした。
上海は過去の痕跡と超未来的な環境が混ざり合って不思議な様相を呈しています。

加えてその中で動き回る人・人・人…。
北京オリンピックや上海万国博覧会を前にして超高速に都市化される街、
環境における芸術のあり方も含め今後どのように変貌を遂げていくのか興味津々であります。

「伊藤隆道 動く彫刻・上海展」
会期 平成16年3月25日〜4月8日
会場 上海城市企画展示館(上海城市黄浦区人民大道100号)
主催 上海市芸術博覧会組委会
後援 上海交通大学 東華大学 東京芸術大学 アジア基礎造形連合学会
帝京平成大学 環境芸術学会 他
野外2作品を含め作品37点のほかに映像、写真による大規模な展覧会。
レセプション(3月24日)にあわせてツアーを企画しております。
「伊藤隆道展」開催記念−上海を訪ねて〜4日間の旅〜
3月23日(火)〜26日(金)成田発着(1人¥75.000)
参加ご希望の方はtakasuka@post.saitama-u.ac.jp 高須賀昌志(事務局)まで
メールでお知らせ下さい。


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★★★ 「大阪・アート・カレイドスコープ」展のおしらせ
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【竹田直樹】

3月13日から31日にかけて、
大阪府立現代美術センターと海岸通りギャラリー(CASO)において、
「大阪・アート・カレイドスコープ OSAKA 04 春・花・生
−21世紀の芸術と生命の交差」というアートイベントが開催されます。
http://mic.e-osaka.ne.jp/ocac/jpn_page/j_index.html


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★★★ 嵯峨御流神戸司所いけばな展開催
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【杉本雅子】

1月25、26日に嵯峨御流神戸司所のいけばな展「新春の神戸に挿ける」が
開催されました。
嵯峨御流には神戸司所長の吉田泰巳を始めとし、多くの環境芸術学会会員が
在籍しています。
私もその一人で今回は出瓶者(作品出品者)として展覧会をレポートします。

嵯峨御流神戸司所の展覧会は、いけばな作品単体の芸術性を追求するのではなく、
いけばなが存在する空間そのものを作品として捉え、さらにその空間のなかでの
出来事や出会いも、いけばなから波及してくる要素のひとつとして大切にしています。
それは古来いけばなが日本建築の中で床の間という空間を主な舞台に発達して
きた特殊な芸術であることにも通じると考えています。

今回のいけばな展の会場は、神戸ポートピアホテルの最上階のフロア全体。
80人の出瓶者が展覧会のテーマである「新春の神戸に挿ける」に即して、
神戸の街を背景としたいけばなを創作しました。
始めに司所長の空間構成により花器が場所を得て花材が合わされ、出瓶者が
それぞれの場でいけこみ、全体を調整して完成。

ポートピアホテルの最上階は三方を海に囲まれた壁のほとんどが開口である
ため外光が一杯に差し込み、その中でいけばなは、刻々と変化する陽光を
逆光にしてそれぞれのシルエットを黒く浮かび上がらせました。
夕方には会場全体が夕日で真っ赤に染まり、街が青紫に暮れて初めて花の
顔がはっきりと姿を現しました。
二日間の間につぼみだった花は咲き、しおれ、神戸の街の風景はいけばなの
借景となりその様子を劇的に変え続けました。

いけばなは、信仰と結びついた儀式や、江戸時代に流行した社交的な花会の
ように、花が自然のものであるがゆえに、神と人、あるいは人と人とを結び付ける
媒体としての役割を持ち続けています。
今回は嵯峨御流の新春祝賀会が合わせて行われたため、地元の芸術家を始め
全国から多数の来客を迎えました。
造形作家はいけばなの立体構成について、建築家は空間との関係について、
他流派のいけばな作家は作品の位置づけについて、というように、見る人の立場に
よってそれぞれが違った視点を持ちながら、自分のイメージと花とを重ね合わせ、
会話に花を咲かせていました。


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★★★ 第5回 村野藤吾建築設計図展 開催中
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【杉本雅子】

テーマは「村野藤吾と建築写真―写真家・多比良敏雄の仕事」。
昭和の建築家村野藤吾の遺品である設計図を京都工芸繊維大学が譲り受け、
研究会を発足させて図面の整理分析に取り組んでいます。
設計図展は今回で5回目になりました。

2月7日に行われたシンポジウムは、パネラーに、
林 昌二(建築家・日建設計名誉顧問・日本建築学会建築博物館館長)、
石井 修(建築家・美建.設計事務所主宰)、
竹原義二(建築家・無有建築工房主宰・大阪市立大学教授)、
川道麟太郎(建築史家・関西大学教授)、
石田潤一郎(建築史家・京都工芸繊維大学大学院教授)を迎え、
「村野藤吾のファサードとディテール」をテーマに、議論がかわされました。

日時:2004年2月7日(土)〜2月22日(日)10:00〜16:00(会期中無休)
場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
   (京都市左京区松ヶ崎、京都市営地下鉄松ヶ崎駅徒歩10分)
入場:無料(図録は有料、会場にて申し込み)
http://www.ipc.kit.ac.jp/~siryokan/


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○環境芸術学会メルマガ・フォーラム事務局
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メルマガ担当 :池村明生(研究)、高須賀昌志(総務)、宮川輝行(広報)

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