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環境芸術学会メルマガ・フォーラム VOL.3(03.5)
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学会メルマガ3号を配信させていただきます。
今号では、10月に予定する第4回大会の経過報告を含め、各地のアートプロジェ
クトをご紹介しております。
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環境芸術学会第4回大会準備状況
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高須賀昌志(総務)
学会報でご案内したように次回大会は10月25日(土)、26日(日)福島県磐城
市の水族館「アクアマリンふくしま」で開催予定です。「環境・交流・芸術」をテーマに
國安実行委員長のもと鋭意準備をしております。
磐城市出身の森豪男先生(武蔵野美術大学教授)に実行委員に加わっていただき
地元関連団体との連携を目指して調整中であります。毎年開催される大会の一番の
目的は研究発表ということになるのでしょうが、ともすると学会内で留まってしま
うおそれもあります。それを越えて地域住民との交流や共創をどのようにはかって
いくか? 若い会員の活躍の舞台をどのようにしていこうか? と思案を巡らして
おります。
準備委員会では水族館での開催ということもあり、子供から大人まで家族で参加
できる大会を目指しております。 大会内容について会員の皆さんにもアイデアが
あれば、遠慮なく事務局までお寄せ下さい!
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六本木ヒルズのオープンにみる現代美術のパワー
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池村明生(研究)
4月25日、待望の六本木ヒルズがオープンした。初日30万人、11日間で
約300万人の来街者が訪れ、文字通り「世界都市」の幕開けでした。
事業者は日本の中枢で首都東京のグランドデザインを牽引する森ビル株式会社。
環境芸術学会の賛助会員だけあって、建築設計者からグラフィックデザイナーま
で、様々な場面で一流のクリエイターを起用し、タウンコンセプトとなる「ONLY
ONE」を心がけています。
東京ドームが8〜9コ入るという開発街区には、あちこちにパブリックアート
といえる芸術作品が点在します。地下鉄の六本木駅から直接アプローチできる森
ビルタワーのエントランスには、今年92歳を迎える女流彫刻家ルイーズ・ブル
ジョワの“MAMAN”がお出迎えし、麻布十番駅に抜けるけやき坂通りには、
12名の国内、海外で活躍するクリエイターたちによるストリートファニチャー
をかねた楽しいアート作品が設置されました。
ともあれ、六本木ヒルズ最大のアートパワーは、TV・CFを飾った村上隆氏
のキャラクター。村上氏が創造したキャラたちが“作品”であることから脱し、
自由奔放にゴールデンタイムを駆け抜けていました。その姿にある種の戸惑いを
感じながらも、現代美術のパワーを見せてもらったような気がします。
写真での鑑賞はこちらから。http://www.iead.org/mailmaga/vol3_0509.html
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和泉シティプラザアートワーク
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工藤安代
4月26日、大阪府和泉市「和泉シティプラザ」がオープンしました。市の新
しい文化拠点となることを期待されたこの施設には、国内外で活躍する6人の作
家によるアートワークが設置されました。また、4月27日にはアートワークの
除幕式が行なわれ、ボランティアや参加した市民とともに点灯式がにぎやかに開
催されました。
アーティストは、イギリスの彫刻家を代表するアントニー・ゴムリーの“Here
and There”、土屋公男による“時の知暦”、宮島達男の“時の庭”、吉田重信の
“虹龍”、有安政敏“和泉の詩”、山口晃“和泉市名所圖畫(ずえ)”。 土屋氏は
プラスティック、ガラス等のリサイクルチップ素材や地元の幼児たちによる手作
り粘土作品などを複雑に積層した高さ10mの塔を完成させました。制作にあた
って、地元大学の学生や市民によるアートアークボランティアを結成し、市民参
加のパブリックアートを試みています。また、宮島氏の作品も、和泉市在住の
65歳以上の高齢者120人に参加を依頼し、LEDのカウント・スピードを自由
に設定してもらうという共同制作を行なっています。有安氏はタイトルの通り、
和泉の詩を制作し、吉田氏の太陽光を取り込んだ壁面アートに呼応しながら、石
に刻み込んだ形で展開されていいます。作品全体として、パブリックアートが実
施される地域性や歴史性を上質に反映したプロジェクトになっています。
アートワークのデレクション及びコーディネートは、学会会員であり、部会の
「アート&ソサイエティ」で活躍する清水裕子さんがたずさわりました。
アートワークのパンフレット『和泉シティプラザアートワーク』がこの5月に
出来あがりましたので、興味のある方は下記までお問合せ下さい。
(株)空間造形コンサルタント/清水裕子
e-mail:hshimizu@spatial-design.co.jp
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インテリアとアートが創る“クラシノカタチ”
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谷口文保(近畿支部)
先日、株式会社アルコデザインの伴敏行氏と本学会員の石原薫氏のご尽力により
「谷口文保展」(アルコ・デザインギャラリー 4/9―13 大阪)が実現しました。
この企画は北欧・ドイツの輸入インテリアを扱うアルコ・デザインショップの一部
をギャラリー空間とし「インテリアとアート&デザインの未来を提案する」ことを
目指してスタートしたものです。
今回はアルコ・デザインショップの商品を作品展示に活用させていただき、リビ
ングや食卓、書斎を連想させる状況をつくりました。そこに食器や料理、読みかけ
の書籍のように作品を展示構成しました。「あたりまえの生活環境の中からアート
が生まれること」「アートが生活環境の中であたりまえのものとして存在すること」
展示そのものが環境と芸術を問いかけるメッセージとなるように意図しました。
会期中は神戸・大阪の本学会員の方々にもご来場いただきました。この企画をコ
ーディネートしてくださった石原薫氏をはじめ、あらためて環境芸術学会を通した
出会いの可能性を実感できたことも大きな収穫でした。
このアルコ・デザインギャラリーは、今後アルコ・デザインショップのホームペ
ージでも紹介していく予定になっています。ぜひアクセスしてみてください。
http://www.arco-d.co.jp/index.html
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八木健太郎さんの博士論文「パブリックアートの成立過程と現代的課題」
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竹田直樹
会員の八木健太郎さん(西日本工業大学建築学科専任講師)が、この度、パブ
リックアートに関わる論文を神戸大学大学院に提出し、博士(学術)の学位を授
与されました。
「パブリックアートの成立過程と現代的課題」と題する論文は、日本の彫刻設
置事業の問題点やアメリカにおけるニュージャンルパブリックアートの特性に関
する内容を含む大変興味深いものです。
内容に関心のある方は八木さんに直接お問合せください。yagi@nishitech.ac.jp
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「環境芸術学会メルマガ・フォーラム」は、学会員の方が情報提供者となり、学
会員の方にお届けする情報発信ツールです。情報提供いただける方は、下記の事
務局宛に紹介文をお送りください(毎月中旬配信予定/原稿締切は毎月5日ごろ)
配信されたメルマガの記事は、「学会ホームページ」でもご覧いただけます。
http://www.iead.org/mailmaga/index.html
○環境芸術学会メルマガ・フォーラム事務局
メールアドレス:mailmaga@iead.org
メルマガ担当 :池村明生(研究)、高須賀昌志(総務)、宮川輝行(広報)
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配信中止やアドレス変更をご希望の方は、上記のメルマガ・フォーラム事務局宛
にメールでご一報ください。
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